日本のお目の高いアングラーのための日本仕様とちがって北米仕様はとても簡素で
スペアスプールも付いてこないし、品番の後にくるS(例えばSX2000Sとか)の
シャロースプールモデルとか もありません。
右のカーディナルSとの違いは
色・・・、
値段・・・、
あとベアリングの数くらい・・・。
こんな廉価なリールをSと一つ上のSXとを買うくらいなら、上位機種のOrraやRevoを
購入してスペアスプール付きにしたほうが一台で二台分以上の価値があるのですが、
製造されるカーディナルなら当然ながらスプールのスワップが出来ちゃいます。
これは左のカーディナルSのボディに右のSXのスプールを装着し、
右のカーディナルSXのボディに左のSのスプールを取り付けたものです。
まあ、日本仕様なら安いSXでもスペアスプールが付いてくるので、
こんな変なことしなくても良いのですがね〜。
新しく購入したカーディナルSXにはシマノが取り扱っているパワープロの
デプズハンターPEラインを巻きました。
カーディナルSもPEラインなんですが、PEラインを使うとどうしてもリーダーが
必要となってきます。
現在ではFGノットで落ち着いてますが、PEラインとリーダーのノットは
多くのものが難しく感じます(自分には・・・)
釣行前に十分な長さのリーダーを付けるのですが、現場でライントラブルに
出会うこともあります。
ルアー交換の際 リーダーの長さがどんどん減っていくのをスナップを利用
することで幾分マシにはなるのですが、
北米のゲームフィッシュであるウォールアイやパイクは鋭い歯を持っていて、
リーダー部分に傷がいくことはしばしばです。
特にパイクは小型でもガッツリとルアーを飲み込んだりするし、
通常はワイヤーリーダーを使う人のほうが多いようです。
しかしウォールアイを狙う場合は極小なジグやルアーを使用するので、
必然的に細いフロロリーダーを使います。
老眼真っ只中なオサーンが現地で老眼鏡無しでFGノットを作るのは不可能に近く
それなら予備のリーダー装着済みの替えスプールを携行したほうが楽です。