2013年1月24日木曜日

アブマティック276i

アブのアブマティック276iです。
スピンキャスティングリールに関しては、アブよりもゼブコ派な私も
一つくらいはアブマティックを持っておきたいと思ったので、
現行のアブマティックの中では最小で一番安い276iをゲットしました。
USドル安な現在、ゼブコ等のアメリカ製(中国製)は 比較的安く
手に入るのに、スウェーデン製(中国製だっつうの!)は
どこをどう回って入ってくるのか最安機種でもそこそこいい値段します。

最近のお決まりの中華製でありながら、ベイトリールのアンバサダー等と
同じ化粧箱に入っていてちょっとだけ高級感を漂わしてます。
この子の良いところはその名に恥じないアブとしてのメカとしての
カッチリ感や精度(かなり好意的に言ってますが・・・)
そしてスムーズなドラグなどのほかに、
2個あるピックアップピンがくるくる回ってラインを摩擦を
極力軽減させるあたりが素晴らしいですね〜。

さらにゼブコ派の私にはギア比3.6:1というハイスピードwが
嬉しいですね〜。
ちなみにゼブコのオメガプロ Z03は3.4なんで・・・
私が所有するスピンキャスティングリールの中ではシェイクスピアの
シナジーTi 10の3.8に次いで2番目のハイスピードギア?です。
これ以上を求めるならダイワやバスプロショップスの
スピンキャスティングリール を手に入れるしかありません。
アブマニアは最近の現行アンバサダーやレコード、中華製KalexやBCXなどは
「アブであってアブでない」
と言う方が多く、同じくスピンキャスティングリールも昔の赤の170とかが
良しとされているのが実状です。
現行のアブマティック 現行のアンバサダーは、少し可哀想なくらいの
扱いですが、私は気に入っているので大事に使ってやろうと思ってます。


2013年1月22日火曜日

オールドゼブコ33

アポロ宇宙船の支援船のようなカタチをしたスピンキャスティングリールは
昔のクラシックとかビンテージと呼ばれるオールドゼブコ33です。

発売は大昔からで初期にスタンダードと呼ばれるリールが1949年に登場し、
その後モデル11、モデル22を経て、1954年にこのカタチでモデル33が
発売され、33シリーズは現在までに4000万台以上も生産されたとか・・・・
詳しくはゼブコのサイトを参照してください。
現行機種の一つである33のプラチナムと比べるとオールド33のほうが
よりコンパクトで、支援船のカタチにより似ていると思います。
フロントのフェイスにはZEBCO 33と刻印されています。
モデル33が1954年に発売されて以来、少しずつ各パーツが変更
されながらオールド33は 続いていきますが、私の所有するこれより
少し前の初期はハンドルノブが丸型でSpinnerのロゴが入ったものがあって、
刻印文字もZEBCOのCOの文字がいかにも古くさく丸っこくて
時代を感じさせるものがあります。
しかし正確な年代判別できる能力を持ってないので 偉そうなことは
言えません。

フロントフェイスのZEBCO33の刻印からボディの黒帯部分に刻印または
プレートが移動したのは70年代から80年代だったと思います。
よって私のオールド33は60年から70年代のものと推測されます。
ウルトラマンで言うとセブンあたりからタロウやレオあたりだと
思います(わかりにく〜い)
アポロ計画で言うと ちょうどそのまんまアポロ計画くらいの時代に
なると思います(これもわかりにく〜い)
オールドって言っても大昔から大量生産されていて、中古ものも
たくさん出回っていて比較的安価に手軽に手に入るリールです。
しかしオールドとはいえ、現行モノにも匹敵するくらい立派な機能を
持ち合わせているスピンキャスティングリール界の名機だと思います。

ハンドルは現行モノのように左右に交換はできません(右巻きのみです)
ハンドルの少し上にあるネジがフロント及びバックのカバーを取り外す
際のネジになってます。
現行ではネジ不要の回してツメで固定するものかスクリュー式です。
リールフット付近にはアンチリバースの切り替えスイッチがあります。
これによってハンドル逆回転とか今となっては意味のないような楽しい機能も
使えるわけです。
今度は反対側です。
リールフット付近のでかいほうのネジはドラグです。
現行モノの多くのドラグがセンターに移動したのはハンドルが左右に
切り替えできるために必須なことですが、この時代はこんなところに
あったんですね〜。
と、いうかドラグがあるだけでもかなりのもので しかもこのドラグが
心地よく効きます。

ドラグの上部にある小さなネジみたいなポッチはベイトクリッカーです。
これをオンにして巻くとジリジリ鳴ります。
オールドっぽい何とも言えないレトロなベイトクリック音が、
釣り人を和ませてくれます。
全然メンテしてないメインギア周辺です(汗
構造は極めて簡単です。壊れた場合の予備のパーツ等はないので
ニコイチとかしか修理の道は無いのかもしれませんが、 各パーツは
意外と丈夫で頼もしいです。
せいぜい初心者や子供が少しの間だけ使った経緯しかないような
オールド33が多いと思うので、消耗部品であるピックアップピンも
まだまだ現役で使えそうなくらいしっかりしてます。
今の時代、ピックアップピンはセラミックだったり回転したり
3個も付いてるやつもあるくらいなのに、この子はたったの1個だけです。
何とも頼りない感じですが、しっかりとラインを拾ってくれるし
クラッチを切ってからハンドル回転によって戻るまで少し時間が
かかるのが気になると言えば気になりますが味と言えば味ですね。
ケイジャンラインのアドバンテージの6Lbを巻いてみました。
何でも良かったのですが、丈夫で張りがあって硬すぎるけど安いので、
冬の間はこれで辛抱です。
冬の間は主にアイスフィッシングが主流になるので、安物ラインを
頻繁に交換するに限ります(交換するかな〜?)

しかしこのオールドゼブコ33って子は本当に面白いです。
いい味出してるドラグが搭載されているものの、フッキングの際に
ラインが出てしまうことがあります。
ドラグを最大に締め上げるのはどうかと思うので、巻き合わせが
有効なのかと言えば、ギア比1:2.5というおふざけなものでは
それも効果ないし・・・・、
オリフィスの部分でサミングしてフッキングするのが良いのかな〜
なんて思ってます(そんな頻繁に釣れないんだけどね〜)
それにしても、ギア比1:2.5はスリリングです。
なかなか魚が上がってこないです。
浅いフッキングに弱い巻き取り能力が 釣りを余計に楽しくしてくれ
地元で有名なWalleyeというゲームフィッシュにはたまんないです。

2013年1月15日火曜日

Zebco 33 bite alert ゼブコのバイトアラート

ゼブコの33バイトアラートです。
魚が掛かるとアラート音とLEDライトで警告してくれる
なんとも間抜けな画期的で便利な機能を持った
33スピンキャスティングリールです。
ゼブコに限らず多くの安いグレードのスピンキャスティングリールは
ブリスターパックで売られてます。
そしてこのバイトアラート33の場合はアラートのONOFFのスイッチの
部分に丸く切り抜かれてた穴があり、さらに余計なお世話的に"Try Me"と
書かれてます。「ちょっと試してみて!」ということで
商品棚に並べられたバイトアラート33は子供からオサーン(自分も含む)まで
その穴に指を突っ込みピーピーと音を鳴らせて喜んでます。
そんなわけで購入時に本当の新品に出会える確率はかなり低く、
私がゲットした子も、電池切れの商品でした。
少し割り引いて購入できたとはいえ、この商品のレビューでは
この電池切れのケースはとても多く、それだけでなくこのアラート機能も
いい加減な上、すぐにぶっ壊れるとの醜評が目立ちます。
後ろのカップを開けるとすぐに目に入るのが電池ケースです。
ネジで蓋が開くようになっており、黒いゴムのパッキンによって
防水性が有ると言ってるようですが、
なんか
微妙です。
そんなバイトアラートという余計な画期的な機能のために、
33チタニウム等と比べるとこの子はすこし大柄な子です。
新しい電池を入れてONにするとすぐにピーピーと鳴りだし、
LEDも光ります。
アラームの感度に強弱が切り替えがあります。
Hiではいい感じの感度で竿先がビクッと動いただけでアラートが作動
するのに対しLowモードでは、どんなにラインを引っ張ったりしても
うんともすんとも言いません。
多分クジラでもバイトしてこない限りアタート音は聞くことはないと
思います。
ルアー釣りではこのバイトアラートも出番がないのですが、
冬場のこの時期はアイスフィッシングの置き竿が主流なので、
試しに使ってみました。

しかし開始数分でバイトアラート君はその大胆なる振る舞いとは
うってかわってひたすら沈黙を続けたのです。
もっとも魚が釣れなかったということより氷点下15度の状況下では 、
電池の消耗が激しい上に電装系がフリーズしたようです。
当たり前と言えば当たり前なんですが、結局この日はバイトアラートの
雄叫びを聞くことは出来ませんでした。

さらに家に帰ってバイトアラート君を温めてあげたら、なんとか息を
吹き返したようです。
しかし今までのようなバイトの感度が少し鈍ったようで、
何れにしてもこのアラート機能についてはお見送りの時期が近づいた
ような気がしてきました。

ウチの子も他のレビューとの差がないほどの実力だとわかり出した頃、
ある人が言っていたことを思い出します。
「回転性能等の基本機能に大した差がないんだから これより随分安い
オーセンティックを購入して、1ドルくらいの鈴を買って竿先に
付けたほうが もっと快適に釣りが出来る」

なるほどである。

2013年1月13日日曜日

BCXにセラミックベアリングを入れてみたけど・・・

注文していたセラミックベアリング4X10X4が届きました。
これでようやくBCXをベアリングアップグレードができます。
ちなみにこれ、4601 C3のスプール用のベアリングです。
問題なく装着できたのですが、スプール単体での回転は驚異的ですが、
組み込んでいくうちにどんどん回転性能が落ちていき、
元々のノーマルより気持ち?よく回る?程度という結果になりました。


いちおう動画なんか作ってみたんですが、
ご覧の通り「で、何が変わったの?」
みたいで、 簡単に言うと
無駄遣いだったような・・・・

でも何とかして回転性能を上げたいと思い、
そういえばコグホイールはまだ開けてないな〜と思い、開けてみたら
うおっ! 青いグリスだらけ・・・。
カップにも飛び散ったグリスが・・・
とりあえず脱脂したり色々と試みました。
頑張って加工すればコグホイールのベアリング化もできますが、
そもそもスプール単体ではとにかくよく回るし
コグホイールと連動させて回してもよく回ります。
最終的に全て組み込んだ状態(レベルワインドのギアも噛ませて)で
回転が落ち込むようです。

しかしまだまだ改良の余地はあるし、どうも個体差が激しいとのウワサも
聞くし、ウチの子はどうも失敗作?だったのかな?


2013年1月9日水曜日

Shakespeare Synergy Ti 10 シェイクスピア シナジー

名門シェイクスピアのシナジー チタニウムです。
サイズはラインナンプの中間くらいの10です。
ストレーンの10lbのナイロンが75ydプリスプールされてます。
前後のカップがポリッシュドステンレスとなってますが、
独特の丸みといい、なんかドアノブに見えてきます。
ほらっ!左が本物のドアノブです(なんでこんなもの持ってんだ?)
とってもプラスチッキーなドラグ周辺です。
でも独特の丸みがとても可愛くてすべて許せますw
なんがかんだ言っても新品で20ドル以下で買える安さですが、
いろいろと機能があります。
リールを上から見て右側にアンチリバースのオンオフスイッチがあります。
そして左側にはベイトクリックカーのスイッチがあります。
これで常時ジリジリ言わせながらリーリングすることもできます。

チタニウムと言うだけあってラインガイドやピックアップピンは
本物(多分)のチタニウムで作られてます。
フロントカップを開けたら新品なのになんか錆なのか何なのか?
腐食したような跡があります。
ステンレスのカップですが内側は水道工事の塩ビパイプ的な仕上げで、
随所にチープ感を漂わせてくれます。
ネジもカップ側はもちろん本体側もプラスチックですw

こんなオモチャなシナジーですが、私の好きなスピンキャスティングリールの
一つとして上位をキープしています。

スピンキャスティング界の大御所のゼブコやアブに比べると
やや影の薄い存在でもありますが、釣り場で意外と使用している人が
多いような気がします。

もっとも思いっきり初心者っぽい人たちが多いようですが・・・・。



2013年1月7日月曜日

ケイジャンライン Cajun line Red Advantage

ケイジャンラインって日本語で検索しても何一つ出てこないくらい
かなりマイナーなラインで、もし検索で引っかかってやってきたのなら
「ようこそ!おこしやすデス!」
ここからはケイジャン音楽でもケイジャン料理でもないです。
ケイジャンライン 釣り糸です。
ゼブコの大抵のスピンキャスティングリールを購入すれば、
真っ赤な気色悪いケイジャンラインが プリスプールされて付いてきます。
多くの人はこんな得体の知れないラインは全部引っこ抜き、新たに
自分の好きなラインを巻き直したりするものだと思います。

なのでわざわざケイジャンラインを単品で購入する人は少ないと
思うし、日本では単品での購入はかなり希少だと思います。
つまりよっぽどの物好きでないとこんなライン買うやついないって
ことなんですが・・・、
先日近所の釣具屋さんのワゴンセールで買ってきました♪
6ポンドと8ポンドのいかにもスピンキャスティング用的な感じです。
しかも300ydで 5ドルちょっとで超お買い得でした。
勝手な想像なんですが、通常のゼブコリールに標準で巻かれている
ラインはケイジャンラインのレッドキャストだと思われます。
ゼブコのサイトでは ただケイジャンラインの#ポンドのラインが
巻かれてますと示されているだけで本当のところはわかりません。
そして本気で調べようとも思ってませんが・・・w
さて今回私が購入したのはケイジャンラインのケイジャンアドバンテージです。
現行のケイジャンラインにはシェイクスピアのロゴがあったかな?
ケイジャンラインはゼブコブランドだとは認識してますが、
シェイクスピアロゴがあるのは過去に商標を買ったのかどうだか・・・
自分にはよくわかりません。
そして詳しく調べようとも思ってませんが・・・w

相変わらずw 水中3フィートより深くなっていくとこの真っ赤なラインは
魚にはインビジブル(目に見えない)というw
全くもって夢のような謳い文句を筆頭にw
対摩擦性能が向上した以外には紫外線に対する劣化を極力抑えて
しかも他のどのブランドのラインよりも格安で提供される代物なんですw
バスプロショップス等でのプレビューを見ているととても面白いです。
評価が最悪となっている多くが
「真っ赤なラインが水中で見えなくなるわけがない」 
とか
「硬すぎる!結束部分の強度が弱い!ベイトでバックラしまくり」
とか散々です。
擁護派は
「いや〜ホント!水中でラインが消えた!」
とか
「糸ヨレしなくて使いやすい!」
とか
「安いんで子供が練習用に遊ぶには最適」
とか
「高価なフロロやPEの下巻きとして大活躍!」
とか、みんな評価は様々です。

個人的にはただのネタ的要素とリアクションバイトで購入しただけなので
ターミナルタックルとしてこのラインは?な部分が多いです。
ケイジャンって音楽のことなのか?アメリカのケイジャン料理から
来てるのか?
パッケージにザリガニが鎮座しているので、
遊び半分で赤い糸に赤いザリクランク付けてもしバスでも釣れたら
それはそれで面白いかな〜、なんて思ってます。




2013年1月4日金曜日

Zebco Platinum 33

先日、ゼブコの最高峰Omega Pro Z03を紹介しましたので、
ついで?にゼブコ プラチナム33を紹介します。
日本だとスピンキャスティングリールは、ダイワやアブなら釣り専門店で
なんとか現物を手に取って購入できると思いますが、ゼブコやジョンソン、
フルーガーとかになるとかなりコアになってきますね。

バスプロショップスをはじめ有名釣り具屋さんやウォールマート、
カナディアンタイア(カナダのホームセンターみたいなお店)でも
ゼブコは手に入ります。

しかしゼブコのオメガクラスやプラチナム33、ゴールド33あたりだと
専門店でしか手に入りません。
ゼブコ33はとにかく派生種類が多く、オーセンティックという黒帯の
オリジナルが本来のゼブコ33と呼ばれるもので1ボールベアリングモデルです。
それからバイトアラート、レディー、カスタムZ、ゴールド、プラチナム、
プラチナムTiと続き、タロウ、セブン、母、ゾフィーなど
とにかく全種類集めるのは結構大変です(集めなくていいけどね)
33のエンブレムが格好良いです。こいつの上にガンメタのプラチナムTiが
あるのですが、いままでお目にかかったことはないです(稀少?)
私が所有するこのプラチナムで5ボールベアリングで 、とてもスムーズな
巻心地でお気に入りの一台です。
この下にゴールド33がありますが値段で僅か5ドル程度の違いで
3ボールベアリングになります。

どのモデルも中間の33が絶対にラインナップされていて、小さいモデルの
11があったり大きいほうで733があったります。
ゴールドでちょっと嬉しいのが大きいほうの733がない代わりに
33と最小の11の中間の22があることです。
いつかは手に入れたいと思っているのですが、手のバカでかい北米の人たちには
11なんて小さすぎて(多分22も)需要がないので店頭では見たことありません。
なのでいつも33ばかりを眺めてます。
正直なところロッドラックの肥やしになっていますw
でもかつてのゼブコのお友達?ブローニングのサイラフレックスに装着すれば
なんかとても良い具合で、また惚れ直しました。
春になったらゼブコ&ブローニングで釣りに行きたいものです。