魚が掛かるとアラート音とLEDライトで警告してくれる
なんとも
33スピンキャスティングリールです。
ゼブコに限らず多くの安いグレードのスピンキャスティングリールは
ブリスターパックで売られてます。
そしてこのバイトアラート33の場合はアラートのONOFFのスイッチの
部分に丸く切り抜かれてた穴があり、さらに余計なお世話的に"Try Me"と
書かれてます。「ちょっと試してみて!」ということで
商品棚に並べられたバイトアラート33は子供からオサーン(自分も含む)まで
その穴に指を突っ込みピーピーと音を鳴らせて喜んでます。
そんなわけで購入時に本当の新品に出会える確率はかなり低く、
私がゲットした子も、電池切れの商品でした。
少し割り引いて購入できたとはいえ、この商品のレビューでは
この電池切れのケースはとても多く、それだけでなくこのアラート機能も
いい加減な上、すぐにぶっ壊れるとの醜評が目立ちます。
後ろのカップを開けるとすぐに目に入るのが電池ケースです。
ネジで蓋が開くようになっており、黒いゴムのパッキンによって
防水性が有ると言ってるようですが、
なんか
微妙です。
そんなバイトアラートという
33チタニウム等と比べるとこの子はすこし大柄な子です。
新しい電池を入れてONにするとすぐにピーピーと鳴りだし、
LEDも光ります。
アラームの感度に強弱が切り替えがあります。
Hiではいい感じの感度で竿先がビクッと動いただけでアラートが作動
するのに対しLowモードでは、どんなにラインを引っ張ったりしても
うんともすんとも言いません。
多分クジラでもバイトしてこない限りアタート音は聞くことはないと
ルアー釣りではこのバイトアラートも出番がないのですが、
冬場のこの時期はアイスフィッシングの置き竿が主流なので、
試しに使ってみました。
しかし開始数分でバイトアラート君はその大胆なる振る舞いとは
うってかわってひたすら沈黙を続けたのです。
もっとも魚が釣れなかったということより氷点下15度の状況下では 、
電池の消耗が激しい上に電装系がフリーズしたようです。
当たり前と言えば当たり前なんですが、結局この日はバイトアラートの
雄叫びを聞くことは出来ませんでした。
さらに家に帰ってバイトアラート君を温めてあげたら、なんとか息を
吹き返したようです。
しかし今までのようなバイトの感度が少し鈍ったようで、
何れにしてもこのアラート機能についてはお見送りの時期が近づいた
ような気がしてきました。
ウチの子も他のレビューとの差がないほどの実力だとわかり出した頃、
ある人が言っていたことを思い出します。
「回転性能等の基本機能に大した差がないんだから これより随分安い
オーセンティックを購入して、1ドルくらいの鈴を買って竿先に
付けたほうが もっと快適に釣りが出来る」
なるほどである。
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