昔のクラシックとかビンテージと呼ばれるオールドゼブコ33です。
発売は大昔からで初期にスタンダードと呼ばれるリールが1949年に登場し、
その後モデル11、モデル22を経て、1954年にこのカタチでモデル33が
発売され、33シリーズは現在までに4000万台以上も生産されたとか・・・・
詳しくはゼブコのサイトを参照してください。
現行機種の一つである33のプラチナムと比べるとオールド33のほうが
よりコンパクトで、支援船のカタチにより似ていると思います。
フロントのフェイスにはZEBCO 33と刻印されています。
モデル33が1954年に発売されて以来、少しずつ各パーツが変更
されながらオールド33は 続いていきますが、私の所有するこれより
少し前の初期はハンドルノブが丸型でSpinnerのロゴが入ったものがあって、
刻印文字もZEBCOのCOの文字がいかにも古くさく丸っこくて
時代を感じさせるものがあります。
しかし正確な年代判別できる能力を持ってないので 偉そうなことは
言えません。
フロントフェイスのZEBCO33の刻印からボディの黒帯部分に刻印または
プレートが移動したのは70年代から80年代だったと思います。
よって私のオールド33は60年から70年代のものと推測されます。
ウルトラマンで言うとセブンあたりからタロウやレオあたりだと
思います(わかりにく〜い)
アポロ計画で言うと ちょうどそのまんまアポロ計画くらいの時代に
なると思います(これもわかりにく〜い)
オールドって言っても大昔から大量生産されていて、中古ものも
たくさん出回っていて比較的安価に手軽に手に入るリールです。
しかしオールドとはいえ、現行モノにも匹敵するくらい立派な機能を
持ち合わせているスピンキャスティングリール界の名機だと思います。
ハンドルは現行モノのように左右に交換はできません(右巻きのみです)
ハンドルの少し上にあるネジがフロント及びバックのカバーを取り外す
際のネジになってます。
現行ではネジ不要の回してツメで固定するものかスクリュー式です。
リールフット付近にはアンチリバースの切り替えスイッチがあります。
これによってハンドル逆回転とか
使えるわけです。
今度は反対側です。
リールフット付近のでかいほうのネジはドラグです。
現行モノの多くのドラグがセンターに移動したのはハンドルが左右に
切り替えできるために必須なことですが、この時代はこんなところに
あったんですね〜。
と、いうかドラグがあるだけでもかなりのもので しかもこのドラグが
心地よく効きます。
ドラグの上部にある小さなネジみたいなポッチはベイトクリッカーです。
これをオンにして巻くとジリジリ鳴ります。
オールドっぽい何とも言えないレトロなベイトクリック音が、
釣り人を和ませてくれます。
全然メンテしてないメインギア周辺です(汗
構造は極めて簡単です。壊れた場合の予備のパーツ等はないので
ニコイチとかしか修理の道は無いのかもしれませんが、 各パーツは
意外と丈夫で頼もしいです。
せいぜい初心者や子供が少しの間だけ使った経緯しかないような
オールド33が多いと思うので、消耗部品であるピックアップピンも
まだまだ現役で使えそうなくらいしっかりしてます。
今の時代、ピックアップピンはセラミックだったり回転したり
3個も付いてるやつもあるくらいなのに、この子はたったの1個だけです。
何とも頼りない感じですが、しっかりとラインを拾ってくれるし
クラッチを切ってからハンドル回転によって戻るまで少し時間が
かかるのが気になると言えば気になりますが味と言えば味ですね。
ケイジャンラインのアドバンテージの6Lbを巻いてみました。
何でも良かったのですが、丈夫で張りがあって硬すぎるけど安いので、
冬の間はこれで辛抱です。
冬の間は主にアイスフィッシングが主流になるので、安物ラインを
頻繁に交換するに限ります(交換するかな〜?)
しかしこのオールドゼブコ33って子は本当に面白いです。
いい味出してるドラグが搭載されているものの、フッキングの際に
ラインが出てしまうことがあります。
ドラグを最大に締め上げるのはどうかと思うので、巻き合わせが
有効なのかと言えば、ギア比1:2.5というおふざけなものでは
それも効果ないし・・・・、
オリフィスの部分でサミングしてフッキングするのが良いのかな〜
なんて思ってます(そんな頻繁に釣れないんだけどね〜)
それにしても、ギア比1:2.5はスリリングです。
なかなか魚が上がってこないです。
浅いフッキングに弱い巻き取り能力が 釣りを余計に楽しくしてくれ
地元で有名なWalleyeというゲームフィッシュにはたまんないです。
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