ゼブコ派な私ですが、ゼブコと同じく長い歴史を持つジョンソンも
好きなリールの一つです。
しかしながら現在のジョンソンは昔のそれと比べると、
何か味気ないものになってしまいました。
ジョンソンのセンチュリー100Bです。
私のお気に入りのオールドジョンソンです。
大昔のゼブコ33とほぼ同時期にジョンソンはセンチュリー100を
リリースし、100Aを経た後に出たこの100Bです。
基本的にはほとんど同じなんですが、クラッチやハンドルノブが
黒い100や100Aと違いこの子は乳白色なとってもチャーミングな
ところが お気に入りポイントです。
そしてこのドラグも0から8までの数字になっていて、
レバーをカリカリ動かします。
当時でも優秀なゼブコのドラグに比べるとこいつはちょっとな〜って
感じですが、そんなことよりこの数字でレバーを動かすことに
ドラグ性能以上の愛着を感じます。
100Aなんかは文字盤も緑色でいい感じなんですが・・・・
オールドセンチュリーの良いところがこのアンチリバースと
ハンドルの左右の交換によって様々なバリエーションでリーリングが
出来ることですね。
トリガーロッドに右ハンドル、そしてハンドルを左に変えて左ハンドル、
そしてスピニングリールのようにリールをロッドの下に固定して
右ハンドルと左ハンドルと一台で4つの操作方法があります。
フロントのローターを外すとスプールにはRIGHTと刻印されているのが
見えます。
この状態ではハンドルが右側でリーリングできるということです。
左ハンドルで操作したい場合はスプールのピンを外して
スプールをひっくり返して装着するだけです。
これは右ハンドルの状態ですが、ハンドルと反対側のこのパネルは
左ハンドルに移動した際は 右側に移動することになり、
そしてこのパネルの文字が上下反対になってしまいます。
機能的には何ら問題はなくただ見てくれだけが変になるのを嫌った私は
元来左ハンドル派なのにこの子だけは右ハンドルで使用してます。
左右上下でハンドルが移動できる画期的な機能をもった100Bですが、
構造は極めて単純です。
ギア周りが長年放置してあったようで、洗浄して新しいグリスを
施して上げました。
オリジナルの化粧箱にはストレーンの蛍光ラインが巻かれていたようです。
おそらくは蛍光ブルーのラインだと思うのですが、
ストレーン繫がりで
現行のストレーンオリジナルのハイビジの黄色を巻いてあげました。
現行のC200Bとのツーショットです。
どちらもとても小さくキュートで私のお気に入りです。
現行C200Bはギア比が3.6:1だそうでかなりのハイスピード?ですが
オールド100Bは(詳細はわかりませんが)3.1:1くらいだと思います。
正直なところ、この子はあまりに可愛くて実践投入はしたくないです。
そうなるとただのコレクター的な扱いになってますが、
この子が新品で販売されていた頃は、ごく普通に売っていて、
中古として現在でも大量に出回っているのでそんなに珍しいものでも
ありません。
けど良いものを見つけるも少し時間がかかるようです。
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