はじめて釣りをしたのはたしか小学校の低学年だったような・・・。
フナ釣りから始まり海釣りも経験し、淡水ではヘラや鯉もやってました。
毎月の小遣いやお年玉はほとんど釣り具に費やし、かなりの
熱の入れ用だったような気がします。
小学校高学年になった時に小耳に挟んだルアー釣りなるもの。
とにかく新鮮で何か時代の最先端なようで、当時の私は
速攻のリアクションバイトで食らいついていきました。
しかし今のようなネット社会でない当時は情報が少なく、
街の釣具屋(多分イソメとかを売るエサ屋みたいな釣具屋)では
ルアーなんぞ知る店員等皆無でした。
そんな矢先に近所にできた釣り具のポイント。
店内は広く、海釣りだけでも各コーナーに分かれていて、
淡水の売り場でも少ないながらルアーコーナーがありました。
各セクションに詳しい人がいて、ルアーコーナーにも当然ながら
専門の人がいました。
磯釣りのハゲ親父と違ってルアーコーナーでは、若いお兄さんが
学校帰りの私たちにいろいろと講義をしてくれました。
今で言う”チャラ男”みたいなお兄さんだけど、格好よくて
憧れの存在でした。
最初は海釣りの投げ竿にスピニングリールで、ルアーだけを買い求め
近所の野池で遊んでました。
やがて小遣いをたんまり貯めて チャラ男が勧めるベイトタックルを
購入しました。
リールはたしかシマノのバンタム100だったと思います。
その後も徐々にステップアップしたりしていく上で、
常に憧れの存在だったのがアブでした。
所有したタックルのほとんどが国産のシマノやダイワだったのに
アブだけはずっと気になっていた存在というだけで
手にしたことは一度もなかったです。
それから純粋だったその少年は見る影も無く完全なるオサーンとなり、
とりあえずちょっと遊べるくらいのお金は持ち合わしているので、
リアクションバイトで購入したのが人生初アブ レコード40でした。
でもよく見ると後ろに3個ほどベイトリールが見えます。
真ん中のゴールドは購入後10年くらい経過したUSシマノのカルカッタ251で、
左の赤がアブの5601BCXで右はアブの5601C4で、
アブ三台はほぼ同時(一ヶ月以内)に購入しました(大人買いですw)
普通 昔っから釣りやってるとアブといえばオールドアブのことを
言うのであって、アブ5000とかいろいろと語るのがふつうです。
しかししばらく釣りから離れていて、また戻ってきたら、
アブはパーミングカップだとかウルトラキャストとか
随分と様相が変わったようです。
当然ながらそんな時代の流れを感じないままアブに食らいついた自分は、
リールを分解してメインテナンスすることとかさっぱり分かりません。
でもネット社会の恩恵で情報が入りやすく、敷居が下がったような
気もします。
さらに不人気なレコード40はそれでも自分には今風なメカで
扱いやすそうで気に入ってます。
最初からいい具合にスプールも回るし、思ったよりもスムーズで
自分のようなメカ音痴が下手に触ると壊しかねないとも思ったのですが、
ある程度は自分でなんでも出来るように特訓中です。
冬期は寒すぎてアイスフィッシングしかできないこの地方では、
キャストはできないし、ブレーキの設定もわからないままです。
とりあえず4個オンにして、各部の汚れを拭き取りオイルを添加して
おきました。
不思議なことに以前より滑らかにスプールが回るようです。
完全な脱脂とかしたわけでもないけど、もともと良い調子のものが
さらに良くなったような気がします。
やっぱりメインテナンスって大事なんでしょうね。
僅かなことしかやってませんが、全くしないよりは良いみたいです。
3つのアブとカルカッタを持ち出してキャスティングだけしてきました。
5601C4でいきなりバックラッシュでラインがかなり減りましたw
浅溝スプールのレコードはとっても滑らかで軽いルアーでも
そこそこ飛距離が稼げて、リールの自重が重い以外は扱いやすい
リールだなって思いました。
でも調子のって「ウリァ〜っっ!!」って投げたら、
やっぱりバックラッシュしましたw
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